2025.07.14
お直し工房だより 20250714
「ブログをご覧の皆様こんにちは😃 コングお直し工房です。 お直しへ相談にご来店されるお客様のお話を伺っていると、 お直しに独自のこだわりをお持ちでいらっしゃるのがよく伝わってきます。 よくある、「裾上げで下から◯センチ詰めたい」と言う単純な お直しだけではない、ということです。 詰めた時、どのように見えるか、重視されているということです。 一例をご紹介します。 デニムの「裾移植」です。 裾の色褪せ具合がカッコよくアタリが出ているデニムの裾を、 普通に裾上げすると、アタリを切り捨ててしまうことになります。 するとまるで「前髪切ったでしょ、」と髪を切り過ぎた時に 言われるような仕上がりになってしまいます。 それがコレ ↓ (もちろんこれもきれいな仕上がりですョ)![]()
そこで裾のアタリを移植して元々のデニムの風合いを 保って仕上げたものがコレです↓↓![]()
![]()
アタリが残って、裾上げしたことがわかりにくくなっています。 裾上げの長さや裾幅の形状により一部アタリの再現が難しい場合も ありますが、お気軽にご相談ください^_^ お客様のご要望に、よりお応えできるお店を目指して 今週も元気にオープンしまーす♪